マスターマインド/もし自分が◎◎ならどうするか?

2021.01.01

 

自分で考えるには限界がある

困難に直面して、いい解決策が見つからないとき、角度を変えて考える必要があります。
自分だけの考えや頭では、その範囲を出ることができません。でも、他の人の視点で見てもらったら「なんだ!」「そうか!」と意外にも簡単な方法に気づいたりすることがあります。

何でも自分で解決しようとして、苦しむ人がいます。
人に意見を求めることができないのは、プライドなのか?遠慮なのか?迷惑をかけると思うのか?自分は何でも知っている、分かっているという傲慢さなのか?はたまた、考えすぎて、人に意見を求めるということすら気づけない状態なのか?
難しい問題に直面して、自分の頭、意識だけで考えても、いい答えは導き出せないかもしれません。

私はテストが大嫌いです。学校のテストはもとより、何かを試されるということが嫌いです。
学校のテストは、記憶力のテストです。数学でさえ、解き方の記憶です。記憶力の高い人がテストでいい成績を取ることができます。その問題と問題を解く意味の方が大事なのですが、そこは教えられないし、そんなことは問題ではないのです。
テストは人に聞いてはいけません。大人になって、学校で覚えたことをどれだけ覚えているでしょうか?その前に、役立っていることがどれだけあるのか?

分からないことは、調べなければいけないし、誰かに聞きます。
簡単なことに限って、人に聞くのですが、難題は抱え込む人がいるわけです。
インターネットがある限り、何でもネットに聞けばいい

人に聞く前に、ググった方が早い。YouTubeで検索したら、ノウハウはいくらでもあるし、ブログでその方法を丁寧に解説してくれているものが山のようにあるので、解決策は、ネットにお任せです。検索のプロになることです。

 

ネットで解決できないこと

しかし、ネットでは解決できないことも、数多くあります。

それは、人生の局面での判断です。

人生の岐路に立たされたとき、そこで迷った時、
もちろん、信頼できる人に相談するでしょう。
でも、その人にもらった意見をどう扱うかはその人次第ですが、その時に大事なことは何だと思いますか?
それは、ステート=状態です。ここでは、意識状態という意味で扱います。
どういう意識状態でいるか、このステートが落ちていたらいい考えや判断ができません

気分が乗っている時、コンディションがいい時、自分を信頼できる感覚がある時、自分が深い本質と繋がっている時、こうしたステートが高い状態にある時、私たちは、いい判断ができます
こうしたいいステートを創るには、気分がいい状態にする。身体を動かして、身体のエネルギーを高めることで、いいステートに導くことも可能です。これについては、また、別の記事で紹介します。

そして、もう一つの方法は、いい質問をすること。それは、

もし、◎◎だったら、どう考えるだろうか?

という質問です。
自分以外の信頼できる人、尊敬している人、メンターや過去の偉人たちのステートになってみて、例えば、もし自分が仏陀だったら、どう考えるだろうか?どう言うだろうか?どんな判断をするだろうか?と。
それは、自分より高い意識を持った人をイメージしなくてはいけません。

例えば、イエスだったらどうするだろうか?と質問した瞬間に、そもそも、イエスならそういうことはやらないだろうと、その行為そのものをやることが判断からなくなってしまうようなこともあります。
仏陀やイエスは、高次元すぎるかもしれませんが、こうした高次の意識にチャンネルを合わせると、仏陀やイエスがどんな存在だったかを知らなくても、不思議と高い意識レベルから物事を考えられるようになるものです。

もう少し具体的な判断やアイデア、アドバイスが欲しければ、その道のエキスパートだったらどう考えるかを質問します。より具体的な人物をイメージする方がいいのですが、そのためには、少なからずその人のことを知らなければいけません。でないと、勝手なイメージでは意味がないからです。その人の本を読んだり、その人の考える傾向をよく理解できていなければ、判断には使えません。
こうして、その人になってみると、判断を多角的に見ることができます。

こうした方法を「マスターマインド」と言います。

 

あなただけの「賢人会議」を創る

「マスターマインド」は、脳の中、意識の中に創る自分のためだけの「賢人会議」です。
たった一人の賢者をイメージして聞くだけでなく、それぞれの賢者、偉人、マスターたちに会議を開いてもらって、どうするかを考えてもらいます。

あなたなら、どんな賢者をマスターマインドにしますか?
私の場合は、仏陀、イエス、老子、荘子、孔子、オビ・ワン、スティーブ・ジョブズ、レイ・ダリオ、トニー・ロビンズ。。。まあ、仏陀に聞いたら、全部一瞬にして解決しそうですが。。。笑
あまりに、ぶっ飛んでて、仏陀のようには生きられそうにないので、現実的な師匠たちに、お伺いを立ててみます。

こうしたマスター、メンターたちをイメージすると、彼らならどうするか?と、そう考えることができるなら、つまらない考えはやめるだろうし、もっと意識を高く、意識を大きく拡張して生きることができるでしょう。

マスターマインドには、それぞれ異なるタイプの賢者に入ってもらった方がいいでしょう。生き方担当、健康担当、モチベーション担当、心が折れそうになった時担当、傷ついた時担当など、そう考えたら、また、別の先生たちがいます。苦しい時に、駆け込み寺のような存在。。。学校なら優しい保健室の先生のような存在が、自分の意識、頭の中にいたら、その先生と対話すればいいのです。

常に、マスター(師匠)のように行動する。

これを意識して、日々の人生を生きることで、あなたの意識は高まり、人生はより良く向上するはずです。
自分の意識レベルにとどまらない。もしくは、ステートを下げない。そのためには、常に高次の存在を意識して、自分の意識を引き上げて生きてください。

会社も、理想の会社、理想の経営者を意識して行くことで、そんな会社、経営者に近づくことができます。そのためには、まず、理想の経営者、理想のモデルを見つけるところから。。。
少しワクワクしませんか?ぜひ、高次のマスターを意識して、より良い人生を生きてください!

他にも、いろいろな角度で経営やマーケティング、ブランディング、Webサイト制作について、お伝えしていますので、他の記事もぜひ、お読みください。ありがとうございました!

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Inspirater 和田達哉
株式会社マイルストーンデザイン 代表