Webサイトを100%活用する

2021.01.10

Webサイトを有効に使っていますか?

 

Webサイトができること

あなたの会社にとって、Webサイト(ホームページ)はどういうものだと思いますか?

会社の事業内容活動を伝えるパンフレットと同様に、プロモーションツールのひとつである。

こうした見方をしている経営者の方、担当者の方も多いのかもしれません。
それは間違ってはいませんが、正解のひとつでしかありません。
Webサイトというのは、たぶん多くの方が考えられているよりも、もっと大きな力があって、その本来の力を十分に引き出せていない。まるで、人が脳のわずか10%程度しか使っていないのと同じようなものです。

多くの会社では、Webサイトの本質的な機能を十分使っていないために、大きな損失を出しているとも言えます。損失を出していないにしても、もったいないことをしていると言えるでしょう。
会社は業績アップのために、設備や人材、教育など、様々な投資を行います。しかし、多くの会社は、Webサイトへの投資を惜しむ会社が多いようです。
それは、Webサイトにそれほどの価値があると思っていないのと、何ができるのか?どう活用していったらいいのかがよく分かっていない。Webサイトに期待していない。また、Webサイトを制作する会社自体がWebサイトをよく理解していないために、Webサイトの機能や能力を十分に引き出せるWebサイトを作ることができない。そんな会社やWebデザイナーさんに制作をお願いしているという現実があります。

Webサイトができることをいくつか書き出してみましょう。

1.会社の事業内容がわかる。伝えられる。
2.会社がどういう考えで経営されているのかを伝える。→目的、コンセプト、ビジョン、ゴール。
3.どんな商品、サービスを扱っているのか、作っているのか、その詳細について紹介する。
4.会社の雰囲気や大切にしていること、価値感を伝える。
5.会社のテーマや個性、カラーを知ってもらう。
6.会社がどんな感性なのか、どんな品質なのかを伝えられる。
7.会社のメッセージを言葉やビジュアルで伝えられる。
8.誰が経営者で、どんな人なのか、どんな考え方や個性なのかを伝えられる。
9.会社の思いやモチベーション、エネルギー、ポテンシャル熱量を伝えられる。
10.会社への問い合わせ。(←当たり前ですが)
11.商品の購入。(オンラインで販売しているなら)
12.ブログや動画で、会社や商品に関連した情報の提供。(もっとよく理解することができる)
13.社員、スタッフのことを知ってもらえる。
14.会社の社会貢献、社会活動を知ってもらえる。
15.会社の業績を伝えられる。(発表していれば)
16.お客さん同士のコミュニティに参加してもらえる。
17.マイページで自分の購買履歴など、会社の利用状況を伝える。(通販など)
18.会社のお客さんへの約束や思い、責任を伝えられる。
19.よくある質問を表示する。
20.会社概要やプライバシーポリシーの表示。
21.お客様からの声や推薦者の声を伝えられる。
22.専門家の意見を紹介できる。
23.どんな場所で仕事をしているのか?製品が作られているのか?サービスが提供されているのか環境を紹介できる。
などなど。。。

 

UX(ユーザーエクスペリメント)Webサイトでの顧客体験を考える

Webサイトをリニューアルする、もしくは、部分的な手直しをする。まったく新たに制作する。こういう場合に、普通の制作会社なら、どうされたいかヒアリングして、その希望通り、もしくは言われたとおりに作ります。
もう少しいい制作会社は、ヒアリングの内容をよく検討して、これまでの経験と研究を元に、こういうサイトはいかがですか?もしくは、こうされた方がいいかもしれないと提案をしてきます。
もっといい制作会社は、会社の理念、ビジョン、戦略などから、数年先の企業をイメージしながら、その目標、ゴールにアプローチできるような成長を織り込んだ企画、設計をします。
いい制作会社と言っても、クライアントにとって、もっともいい会社がベストなわけですが。。。

Webサイトに新規見込み客が訪問する場合。その会社がどんな会社なのかを知らしめる最初のコンタクトポイントになるケースが多いわけです。
ある意味で、そこで第一印象が決まります。その時に、どんな会社に見られたいか?どんな姿、イメージに見られたいか?見られる必要があるのか?ここをよく考えないと行けません。
そして、どんな会社なのか、会社の内容が見られます。この時に、UX=ユーザーエクスペリエンス、お客さんは顧客体験をするわけです。その体験がどんな体験なのか?
お客さんは、そこですでに会社を体験しているのです。通販サイトなら、その体験がすべてと言ってもいいでしょう。
通販ではない会社も、お客さんは、Webサイトを通じて、様々な情報を得たり、Webサイトによって、その会社がどんな会社なのかを体験します。

Webサイトというのは、言うなれば、会社のエッセンスを詰め込んだものです。
そして、ここで体験することは会社のイメージや印象を決めます。

Webサイトに何を表現するのか?
何を表現しなければいけないのか?

そのためには、Webサイトにきちんと表現すべきものが揃っているのかをよく考えなければいけないわけです。
会社がどんな会社なのかをよく理解して、サイト制作に織り込んでいかないと、その本質的な魅力が伝わらないことになります。

他にも、いろいろな角度で経営やマーケティング、ブランディング、Webサイト制作について、お伝えしていますので、他の記事もぜひ、お読みください。ありがとうございました!

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Inspirater 和田達哉
株式会社マイルストーンデザイン 代表