1年は365日ではなく438日だった
2020.11.18
すべての人に等しく24時間がある
皆に等しく時間は与えられている。
1日は何時間でしょうか?言うまでもなく、24時間です。
すべての人に、等しく時間が与えられていて、みんな24時間です。
Apple創業者スティーブ・ジョブズ、バージンのリチャード・ブランソン、マイクロソフトのビル・ゲイツ、いまや大注目のスペースX、テスラのイーロン・マスク、伝説の投資家ウォーレン・バフェット、世界でもっとも裕福なアマゾンのジェフ・ベゾス、Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグ・・・
世界的な成功者は言い出せばきりがありません。スポーツの世界でも、マイケル・ジョーダンやクリスティアーナ・ロナウド、イチローもそうです。どの世界にも成功者がいて、偉業を成し遂げた人がいます。
こうした人々は、神様から特別な時間をもらえていたのでしょうか?
みんな24時間です。
「いやぁ、時間は同じでも、彼らは特別な才能を与えられていたんだよ」
そういう方もいるかもしれません。確かに、そうした非凡な才能を持った人も実際にたくさんいます。しかし、そうでもない人もたくさんいます。
例えば、学校の勉強が良くできて、東大に進学したけれど、経済的にはそこそこの成功で収まっている人がいる中で、人生の階段を踏み外す人もいます。
学校ではろくに勉強もせず、高校も中退で、いや高校すら行ってなくて、大事業家として成功した人も数多くいます。
マイケル・ジョーダンの話をご存じでしょうか?
野球少年だったジョーダン少年は、高校でバスケットボールチームへの加入を志願するも許されませんでした。しかし、その悔しさをバネに、人の何倍も努力を重ね、1年後に念願のチーム入りを果たし劇的な活躍を見せます。
彼が普通の人と違ったのは、この驚異的なモチベーション、情熱でした。では、そんな情熱はジョーダンに特別なものだったかというと、そうとも限りません。
情熱は誰しも持っているのですが、くすぶっている状態と言えるでしょう。
一度情熱に火がつけば、誰でも、想像を絶するパワーがみなぎり、自分でも想像もし得なかった世界へと到達することが可能です。
そのためには、あなたが本当にやりたいことに出会う必要があります。情熱に火がつく、あなたが本当にやりたいことは何でしょうか?
時間をどのように使っていますか?
時間は、みんな等しく24時間ですが、この24時間をどのように使っているでしょうか?
多くの人は、会社に行って仕事をして、疲れて家に帰って、食事して、息抜きにバラエティのテレビを見て、時間が来たら寝て、また朝が来て会社に行く。。。そんな暮らしをしている人が果たしてどれくらいいるでしょうか?
かく言う私も、その昔、そんな時代がありました。
時間は等しく24時間与えられていても、それをどのように活用するのかはその人次第。時間はただただ過ぎていきます。その24時間を、いや、1時間、1分の質をいかに高めていくか、それが人生を決めます。時間を何に投資するのか?どんな風に使うのか?
ミヒャエル・エンデの小説「モモ」には時間泥棒の話が出てきますが、この話は現実になりそうです。これからの時代、もっとも大事なもの、価値を持つものは「時間」と言うことです。
これからと言わず、実際に時間はとても大事です。
「時間」=「命」
でもあります。私たちの時間は、私たちが生きている瞬間の連続です。そう考えると、命をどう使うのかと考えることができます。
経済的、社会的な成功者たちは、同じ24時間を普通の人と同じようには使いません。それでは彼らのようにはできないからです。彼らは同じ時間にレバレッジ(テコ)を使って、何倍にも活用します。同じ時間を何倍、何十倍、何千倍にも価値を変えて、活用していくのです。人生の時間をどう使うのかは、実は最も身近で、あなたの人生を大きく左右するテーマなのです。
人は新しいことをすることにストレスを感じます。なので、無意識に行動をパターン化していき、考えなくても行動できるようにする傾向があります。しかし、生活のすべてがパターン化してしまうと、創造性が発揮する機会がなくなり、インスピレーションや発想を得にくくなってしまいます。新しく新鮮な生活、人生を忘れてしまうかもしれません。
そんな暮らし、人生があっという間に過ぎていき、振り返ってみると貴重な人生の砂時計の砂は、もうかなり下に落ちてしまっています。
生活のパターンとルーティーンは異なります。パターン化はそうなってしまっている状態ですが、ルーティーンは、意図的にそれを日々の生活に取り入れ、自分を1日を活性化していくためのものです。ルーティーンはポジティブな方法で、ルーティーンを行っていくその奥に、パターンを超えた気づきが横たわっているのです。
可能性のスイッチがオンになる方法
1日が24時間で、1年365日ならば、1年は8,760時間です。人生90歳まで生きることができれば、あなたの人生の時間は、78万8,400時間と言うことになります。日にちで言うと、3万2,850日です。時間だとわかりにくいですが、3万日もあるなら、結構あるなぁと思う方もいるかもしれませんね。
あなたの年齢は、今いくつでしょうか?
もしあなたが、50歳ならすでに、1万8,250日を消化しています。残りは、1万4,600日、まだ結構ありますね。でも、何が起こるかわからないのが人生です。
もし、60歳が最後なら、70歳が最後なら。。。考えてみてください。あと、どれくらい生きられるでしょうか?思わぬ事故や災害もあるかもしれません。
そう考えたら、いつものように生きていて、大丈夫なのでしょうか?
私もそんな風に考えて、何度も日々を有効に生きよう。時間を大切に、質を高め充実させて生きようと考えましたが、自分の可能性へのスイッチはなかなか入りませんでした。
しかし、あることがきっかけで、このスイッチがオンになる瞬間がありました。
それは何だと思いますか?
誰にでもできる、とてもシンプルなことです。
それは「早起き」です。
皆さんは、普段何時に起きているでしょうか?
6時でしょうか?5時でしょうか?会社に通われる方で、通勤時間が1時間程度かかる方は、5時くらいには起きているかもしれません。5時でも十分早起きだと思いますが、私の早起きは4時。時に3時半です。
睡眠時間は十分取りたいので、夜は9時半までには床につきます。時には9時、8時半に寝ることもあります。その分朝が早くなります。
実は、世界的な成功者も早起きの人がほとんどです。AppleCEOティム・クック、ディズニーのCEOボブ・アイガー、AVONのCEOアンドレア・ジャン、スターバックス創業者ハワード・シュルツ、俳優のドゥエイン・ジョンソンなど4時〜5時には起きて、活動を始めています。
私の早起きのルーティーン
この朝早く起きる習慣は、私の人生を劇的に変えました。そして、いまも変え続けています。
何がもっとも大きく違うかというと、朝起きて、2時間がもっともクリエイティブだという研究結果があるのですが、実際にそうで、私の朝のルーティーンはこうです。
朝4時に起き、最初に、顔を洗ってうがいをして、お湯を沸かします。その間にコーヒーのドリップの準備です。お湯が沸いたら、白湯をテーブルに運び、座ってビジョンマップを眺めながらゆっくり1杯飲みます。これによって内臓が活性します。白湯を飲みながら、朝のクリアな頭で、ビジョンマップを眺め、また、Youtubeに登録したビジョンの再生リストからいつものビジョン動画を見たりします。
そして、コーヒーメーカーをセットして、コーヒーを入れます。
その間、瞑想を23分。この瞑想がとても強力で、瞑想をしているときは、呼吸に集中しますが、様々なインスピレーションがやってきます。その時のインスピレーションの多くを忘れてしまったりしますが、強力なものはそのまま残ります。これがフィルターに残るものです。
瞑想では、時々、アファメーションを聴きながらすることもあります。
その後、コーヒーを飲みながら、このブログを書いたり、会社や仕事の構想を練ったり、お客さんの仕事を考えたりしながら、時間を過ごし、日の出前30分に朝ランや朝バイクライドに出かけ、約1時間、休日は2時間以上楽しみます。
帰ってからシャワーを浴びて、そこから朝食・・・そんな朝の時間の使い方です。
※ビジョンマップとアファメーションについては、記事の最後に解説
1年は365日ではない!? 438日だった!
朝起きてから2時間のゆっくりした時間は、ただぼーっとするわけではなく、とても明晰なので、いろいろなことが効率よくでき、特にクリエイティブな発想には最高の時間です。
昔、同様のことに挑戦して、全く上手くいかなかったのは、夜12時に寝て、4時に起きようとしていたのです。つまり睡眠時間が全く足りない。。。
以前は、だらだらとお酒とつまみを食べたりしながら、くだらないテレビを見て時間を潰しているような日々もありました。しかし、9時に寝ることで、お酒は飲まなくていいし、つまみも食べる必要がなくなりました。。。笑
そもそも、お酒を飲まない人、飲めない人はいいのですが、私はお酒の量は飲めないし、飲まないのですが、おいしい食事やつまみと一緒にお酒を味わうのが好きなのです。でも、飲まないに越したことはありません。
そのダラダラの2時間~3時間が、そのまま早起きの時間になり、超クリエイティブな時間に生まれ変わるんです。お酒、つまみも減るので、身体も健康になります。
そこで、もっとも衝撃的なことが起こっていることがわかったのです。
つまり、いままで無駄にしていた2時間が朝に生まれ変わってかけがえのないものになった。
1日は24時間。1年は365日です。このうちの2時間は、浪費していたので、時間はあってなかったようなものです。この2時間をひと月で見ると、2時間×365日=730時間→1日約10時間活動するとして、73日と考えます。すると、365日+73日=438日。ちょっと強引な計算ですが、こう考えると実に、年間73日分もの活動時間があると考えてもいいと思いませんか?
実は先に挙げた成功者たちの多くが、朝4時起きであることを知っていましたか?(まあ、私が4時起きでも彼らのような成功を収めてないのは他にも事情があるわけです・・・笑)
早起きの時間は「奇跡を生む時間」
朝早起きする習慣で、なんと、人生を1年で73日も得をすることができるんです。となると、人生80年生きたとして、50歳の人ならば、30年×73日=2,190日÷365日=6年。つまり、朝4時起きで、6年もの人生の時間をプラスにできるんです!
ちょっと強引な理論だけれど、そういうことになると思いませんか?
最初にお話しした、世界的な成功者たち。みんな等しく1日24時間を与えられています。
もちろん天賦の才能もあるでしょう。しかし、それでも、あなたがもし平凡であったとしても、プラス6年あると考えれば、今より違う何かができそうです。そして、今より違う何かになれると思いませんか?
何よりも早起きで、気分もポジティブになれます!このポジティブ効果はとても大きいのです!人生を変える大きな力があります。
年齢なんて関係ありません。それはいいわけです。もちろん残された時間=活用できる時間は少なくなり、年齢の分疲れやすくなるかもしれませんが、それでも、今よりも成長することはできます。
私は、この朝の時間を「奇跡を生む時間」というようにしたいと思います。
奇跡は早起きの時間に生まれます。
ぜひ、早寝、早起きの習慣を身につけてみてください。
きっと、いや、必ずあなたの人生が変わります!!
※1)ビジョンマップは、自分が達成したいゴールや実現したいものを写真などのビジュアルでボードに貼ったものです。これは強力な引き寄せ効果があり、すでに達成したものは剥がして、いまは何度目かの新しいものが張られています。また、ビジョン動画もマインドセットにはとても効果的なので、そのうちビジョンマップでの願望達成、自己実現の講座をしたいと思っています。
※2)アファメーションとは、達成したいゴールや実現したい状態、目標、イメージを言葉で表現し、それを見たり、音声にして聞いたりするものです。自分で録音して聞くこともいいのですが、Youtubeには音楽付きでいろいろとありますので、自分に合ったものを探してみてください。海外で、英語のものはいいものが多いです。聞くときは、音を小さめにして、うっすらと聞くのがいいです。潜在意識に働きかけ、ある種の自己洗脳効果が期待できます。。。笑
他にも、いろいろな角度で経営やマーケティング、ブランディング、Webサイト制作について、お伝えしていますので、他の記事もぜひ、お読みください。ありがとうございました!
マーケティング、ブランディング、Webサイトの無料ご相談もやっていますので、
お気軽にご相談くださいね。お問合せはこちら
Inspirater 和田達哉
株式会社マイルストーンデザイン 代表